家族が安心する高齢者安否確認サービスとは

高齢者の安否確認サービスは、家族である高齢者の健康、身体の安全を確認できるサービスです。まず、暮らしに必要な日用品や食事を宅配してくれる宅配型サービスは比較的利用しやすいのが特徴ですが、商品を届けに行った際に安否を確認するというものなので、安否確認だけを目的に様子を見に行くのは難しいでしょう。2つ目は地域に根付いた水道やガスなどの業者が安否確認してくれる訪問型サービスで、高齢者が住む自宅に直接行って生活や健康状況を家族に代わって聞いてくれます。

訪問するのは、月あるいは週単位で決められますが、訪問回数が増えると費用が割高となる可能性があるうえに訪問回数も制限があるため、万が一の対応が難しいのが特徴です。それ以外に目が届いていない時でも安心できるセンサー型サービスがあります。特徴は比較的安く利用できるのに24時間毎日チェックできるというもので、風呂場や寝室など頻繁に利用する場所にセンサーを取り付けられます。もし、センサーに反応がなければ家族が通知を受け取れますが、センサー型には直接本人とコンタクトが取れる機能がないので、最低限の情報しか確認できません。

同居していなくても、スマートフォンやパソコンで時間のある時にいつでも安否確認ができるカメラ型サービスがあり、家族と高齢者の両方がスマートフォンを持っていれば映像だけではなく直接本人と話せるため、状況を詳細に確かめることができます。しかし、このサービスを利用するためには、設置するカメラの費用がかかるうえに、スマートフォンがなければ用意する必要があります。