高齢者家族向けの安否確認サービスの選び方

安否確認サービスは、少子高齢化による介護人口の増加に伴って需要が増えています。とはいえ、一口に安否確認サービスといっても会社によって料金や内容が異なるため、特徴を理解して選ばなくてはいけません。選ぶうえで基本となるのが取り扱いサービスの確認です。自身と親が離れて暮らしている場合には、急な体調不良などのトラブルが起きた時にスタッフが駆けつけてくれることが重要になります。共に暮らしている状況であっても、日中仕事をしているなど、それぞれの生活があるので常に状況を把握できるわけではありません。多少費用が高くなっても緊急時に対応してもらえるサービスを用意している所を選ぶことが大切です。

安否確認サービスは業者によって月々の費用が大きく異なります。同じサービスでも数万円違うケースは珍しくないので、長期間に渡って利用するという点を踏まえて少しでも費用を抑えられる所にするのが基本です。とはいえ、いくら費用が安くても希望するサービスが受けられなければ意味がありません。金額だけでなく全体を確認したうえで、複数の業者で比較検討をして決めていくことが重要になります。

本人の了承を得ることも大事なポイントです。たとえ家族がそれを望んでいたとしても、サービスを受ける本人がそれを拒むという事例は少なくありません。無理強いをすることで家族関係が悪化しないように、しっかりと話し合いをして本人が納得した状態で導入することが必要になります。